相づち一つで印象は変わります!好感の持てる返し方とは

相づちを打つことは簡単なことだと感じるかもしれませんが、この相づちの打ち方一つでも相手からの印象が良くなるかそれとも良くならないかの違いが出てきます。例えば、あなたが話をしているのに、ずっと「ふーん」とか「そう」とか「うん」などの言葉を返されたらどう思いますか?本当に聞いているのかどうか疑わしくなるのではないでしょうか。

これらは、自分が返事をしている時のことを考えてみても、興味が持てないことに関してはついやりがちな返事なのかもしれません。ですが、真剣に聞いてはいるけれど、ついこういう相づちになってしまうという人もいらっしゃるのではないでしょうか。友人や恋人など、親しい人だからこそ何気なくこういう返事になってしまうこともあるかも知れませんね。

しかし、本当にいい加減に聞いていたとしても、そうでなくてどう返していいのかわからずついこういう相づちの打ち方になっているにしても、相手にはあまり親身になって聞いてもらっていないという印象を与える可能性があります。もし、いい加減に聞いているのではなく、きちんと話を聞いているのだったら、相づち一つで印象が悪くなるのはもったいない話ですよね。

そこで、好感のもてる返し方とはどんな返し方なのかについて考えてみたいと思います。相手に好感を持ってもらうためには、相手に、話をきちんと聞いているよというメッセージが伝わるようにしなければいけません。かといって、相手が一言言うたびに、先ほど挙げた「そう」とか「うん」とかいう短い返事以外の言葉を毎回挟むのもくどくなってしまいます。

そこでお勧めの返し方は、何度か短い返事をする中で、相手の言葉をそのまま返すような返事を入れることです。例えば、相手が「大雨で家の前の川が溢れて困ったのよ。」というような話をしているのなら「川が溢れたの、大変だったね。」などと相手の言葉をきちんと取り入れたうえで返事をするということです。

その前後に「おととい雨がたくさん降ったでしょう。」などの話があったとしたら、そこは「うん」とか「そうよね」くらいの短い言葉で返していても問題はありません。相手の言う言葉をそのまま返すというのは、相談を受けた時に相手がすっきりする方法としても有効な方法だと言われているのですが、なぜそれが有効なのでしょうか。

それは、同じ言葉を使うためには、相手の言葉を聞いている必要があるからです。相手にしてみれば、自分が言ったことがきちんと返って来るのですから、聞いてくれているということがはっきりわかるんですよね。

相談する場面の場合でも、相手が自分の相談にきちんと乗ってくれているとわかるだけで心が満たされて、解決しなくてもすっきりできるという意味合いがあります。それから、自分の中である程度の答えが出ている場合は、自分の言葉を返してもらえることによって自分の中で整理がつくということもあるんですよね。

相づちを打つ場面はこれとは少し違うかもしれませんが、どちらにしても聞いてもらっていると思えることが満足感につながっていることには変わりがありません。やはり、友人にしても恋人にしても、自分の話を一生懸命聞いてっくれる相手の方が一緒にいて心地いことは確かです。

以上のことから、相手に好感を与える相づちの打ち方は、返事の中に時々相手の言葉をそのまま取り入れた返事を混ぜることだと言えます。よく話を聞いてくれる人には良い印象がありますよね。返事のし方一つで印象を変えることができますので、ぜひ試してみて下さい。