話題に困ったら天気の話をする!?その言葉の意味することとは

みなさんは、話題に困ったら天気の話をしたらいいと言われるのを聞かれたことは無いでしょうか。実際に、タクシーに乗ると運転手さんが天気の話をする場面に遭遇したことがあるかもしれませんね。私もタクシーに乗ったことがありますが、その時に天気の話題から入る運転手さんもいらっしゃいました。それから、近所の人と出会うと暑いとか寒いとかいった話題をすることもあります。

なぜ、話題に困ったら天気の話をするといいと言われるのでしょうか。それは、お互いがそれについて知っているからです。先ほどのタクシーの例でもそうですが、そうやって私にもわかることについて話をしてもらったら、返事がしやすいですよね。つまり、初対面の人同士でも会話が成り立ちやすいということです。

それはなぜかというと、天気は誰にでもわかりやすく、目の前で感じることができるものですし、さらに毎日変わることだから話題にしやすいんですよね。つまり、話題に困ったら天気の話題をすればいいというのは、お互いが共通してわかっていることについての話をすればいいということです。

近所の人と出会って、挨拶と少し天気の話をして別れるというのはとてもよく見られることですし、私自身近所の人と出会ったらそういう話題をすることが多いです。これには、挨拶だけで通り過ぎると少し冷たい印象を与えそうだから、少し話をしてみようという思いが込められているのかもしれませんね。

だけど、近所の人とは年齢が離れていることも多いですし、共通の話題になりそうなことが見つけにくいこともあります。だから、天気の話に落ち着くんですよね。

この天気の話からわかるのは、お互いに話題に入り込めるようにするためには、共通の話題を出せばいいということなんです。誰にでも共通するのが天気の話だから、天気の話題が多いだけで、例えば近所の人との話の例であれば、犬の散歩をしている人となら犬の話題をすると盛り上がりますよね。

そのように、相手も話しやすい話題を提供して、楽しく会話ができるということが、人からの印象を良くすることにつながるのです。話をして楽しいかどうかは、その相手と一緒にいたいと思うかどうかと大きく関係していますよね。そのため、知っていることについてしっかり話ができたら、また会って話をしたいなと思えるものです。

逆に、自分だけが知っていることを一方的に話されると、楽しいという気持ちはあまり起こりません。そうなると、あまり一緒にいたくないなとつい思ってしまうものです。そこで、まずは自分も話をする相手も知っていることを話題に出すのがいいということになるのです。

それで話しやすいと思えるようになったら、相手との関係も深まってきますし、自然と深い話やどちらか一方だけが知っているような話題もできるようになるものです。ここでわかるのが、自分の話だけをしないことが大切だということです。そうすることで、恋人や友人ともより楽しく会話ができます。

初対面の人との時などは、どうしても話題が見つからなければ、ありきたりなようですが天気の話から始めてもかまいません。何かのきっかけがあって話が続くようになれば、そのうち話が盛り上がるようになり、それが印象の良さにつながっていくのです。自分だけが楽しめるのではなく、相手も入り込める話題を探すことが大切だと言うことですね。