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人からの印象を良くするためには無理をしないことが一番です!

ここまで、人からの印象を良くするためにどういうことができるのかについて見てきました。それを見てもらったらおわかりいただけたのではないかと思うのですが、人からの印象を良くするために気をつけるべきことは、例えば言葉遣いであったり相手の顔を見て話すことであったりと、誰にでもできることなのです。こういうことにほんの少し気をつけるだけで、相手からの見え方が全然違ってくるんですよね。

それを見て、こんな簡単なことでいいの?ともしかしたら思われたかもしれませんが、簡単だからこそいいのです。簡単なことだったら気軽に取り組めますし、長続きもしますよね。そして何よりいいのが、無理をしなくて済むことなんです。

例えば、自分の性格が問題だからそれを変えたいと思った場合、それはとても難しいことになりますよね。逆に相手に変わってほしいと思ったとしても、それも難しいことになります。相手からの印象を良くするということは、そういう難しいことではありません。難しいことをしようと思っても、結局それはできないことですし、かえってその難しいと感じる気持ちが自分を委縮させてしまうこともあります。

そうなると、相手に対しても自分らしく振る舞うことができなくなって、どうしようかと考えることになり、おどおどした印象を与えてしまいます。その方が逆に印象が良くないですよね。友人や恋人から、自分に打ち解けてくれていないのかもしれないと思われる可能性もあります。そう考えると、無理をする必要はどこにもないということがわかりますよね。

人からの印象を良くするためには、その人の性格に関わらず、無理をせずに続けていけることを、きちんと続けていけばいいだけなのです。ですが、人それぞれ性格が違うので、こちらが良かれと思ってやったことが相手には伝わらないということは確かにあり得ることです。そういうことって、人からの印象に気をつけようと思っている場合には特に、ショックを受けたり落ち込んだりしてしまうんですよね。

私がそうだったから、その気持ちはよくわかります。だからといって、それを気にしていたら、びくびくして行動できなくなってしまいます。私も一時期相手にどう思われるかがとても気になった時期があって、この言い方はこの人には合わないかもしれないなどと難しく考えすぎて何もできなかったりおどおどしてしまったりした時期があり、後悔したことがあるんです。

そこで、あれこれ考えるよりも、自分にも簡単にできることにだけ気をつけようと思いました。それから、自分がされて嬉しいこと、助かると思うことは積極的にしてみようと考えるようになりました。そうしたら、それで相手が嫌だと思う場合、性格が合わないこともあるよねと割り切れるようになったんです。

人との付き合い方は難しいものです。だからこそ余計に良い関係づくりはどうしたらいいのか考えることになりますし、印象を良くするためにはどうすればいいのかと悩むこともあるんですよね。そこで、多くの人に良い印象を与えるような簡単な方法を取り入れつつ、無理をしないで続けていくことが大切になります。それが自然にできるようになったら、人からの印象もそれに伴って変わって来るのです。

そうすることで、友人や恋人との距離も自然に縮まって来るはずです。長く続けたい親しい間柄だからこそ、小さな努力で良い関係を続けたいものですね。

人目を気にするあまり、自分らしさを失わないようにしましょう!

人からの印象が気になるという人ほど、陥りやすい罠があります。それは、人目を気にするあまりに、自分の気持ちやしたいことよりも人からどう思われるかの方を優先してしまうことです。そうなると、一緒にいる相手が望むように行動したり話をしたりするようになります。

その結果として、どんな相手と一緒にいるかによって自分の言動が変わることになりますよね。そうしたら、そこに自分らしさというものは存在しなくなってしまいます。別の人と一緒にいることでイメージが違うと、周りの人からしても掴みどころのないイメージになってしまい、不安感を与えてしまいます。

それに、そのように人に合わせてばかりだと、複数の人と一緒にいる時には誰に合わせていいのか分からなくなってしまいますよね。そのため、一生懸命考えて人に合わせようとしていることが、かえってイメージを悪くしてしまうという、逆の結果を招くことにもなるのです。

それから、人に合わせてばかりだと、自分も疲れますよね。相手に合わせるために言いたくないことを言ったり、したくないことをしたり、そういうことが続くと自分も辛くなってしまいます。そうなると、今度は人付き合い自体が億劫になってしまうのではないでしょうか。自分にとって辛いことは長続きがしないものです。

このブログを見てみようと思われた方は、人からの印象を気にしているからここを見られているのだと思います。とても優しくて、人のことを思うような方だと思うんです。そのあまり、自分が我慢しすぎていないかということも考えなければいけません。まずは、人からの印象を気にする前に、自分は自分らしくいていいんだということを意識してみましょう。

それだけでも、前向きな気持ちになれ、楽に感じられるのではないかと思います。そうやって自分というものをしっかり持っていると、付き合う相手ごとにイメージが変わってくるということは無いですよね。人からの印象を気にしていると、つい相手に合わせたくなったり、気を遣い過ぎたりしてしまうものなのですが、印象を変えるために無理をしなくてもできることがあります。

それが今まで紹介してきたようなことです。前向きな言葉を使うとか、笑顔で人と接するようにするとか、相手が話していて楽しいと思えるような会話の仕方をするとか、それらのことは性別や性格などに関係なく誰でもできることです。それに、相手によって対応が変わることもないような内容ですよね。

難しく考えると人からの印象を変えるというのはとても大変なことに思えてしまうのですが、ポイントさえ抑えていれば、自分が大変な思いをすることなく人からの印象を変えることができるのです。

以上のことから、人目を気にする気持ちもわかりますが、そのあまり自分らしさを失うと、かえって人からの印象が良くならないこともあると言えるのです。そのため、人からの印象を気にする場合は、自分らしくいられることを考えつつできることを取り入れて行く方がいいということになります。

特に、友人や恋人とは一緒にいる機会が多いものですよね。そのため、無理をするよりできることをした方が長続きもするのです。

親しき仲にも礼儀あり!冗談のつもりの言葉に気をつけよう

親しき仲にも礼儀ありとはよく言ったもので、どんなに仲のよかった恋人同士でも、たった一言が原因で別れを選ぶことになったり、親しかった友人が自分から離れて行ったりすることもあるのです。喧嘩して思わず感情的になって言う場合でもまずいのですが、その場合お互いに感情的になっていたということで何とか関係が修復できる場合もあります。

しかし、喧嘩の時でも、言ってはいけないことがあります。それは、相手の行動を否定するのではなく、相手の全てを否定してしまうような言葉を言うことです。例えば、相手の存在を否定するように気持ち悪いとかうざいとか、一緒にいても楽しくないなどの言葉を投げつけることです。だからあなたはダメなんだとか、男らしくないとか、女らしくないとかいう言葉も相手を深く傷つけます。

好きにしてというように、相手を見捨てるような言い方もそうですね。それから、自分ではどうにもできない外見のことを言うのも問題があります。こういうことをされたから嫌だったなどと言われれば、改善の余地もありますし、誤解だと思ったら話し合いをすることも可能でしょう。

しかし、自分の全てを否定されるような言い方をされたら、何を言っても無駄だからもういいやというような気持ちになりますよね。あと、人と比較することも相手を深く傷つける言い方になるので注意が必要です。

それから、たとえ冗談であっても、それと同じような意味合いを含む言葉を言ってしまったら、相手を傷つけてしまいますし、場合によっては恋人と別れたり友人と疎遠になったりするきっかけにもなります。例として、彼の趣味をカッコ悪いと言ったり、彼女に対してもっと女らしくしろよと言ったりするなどです。

軽い冗談で、自分はそんなところも含めていいと思っているとか、かわいいと思っているとかしても、言葉にしてしまったら言い訳ができなくなることもあるんですよね。それから、ヤキモチを妬いてほしくて、つい会社の○○さんはすごくカッコいいとか、かわいいとか言ったとしたら、恋人は自分よりその人の方がいいんだとショックを受けるかもしれません。

友人の場合でも一緒です。相手が失敗した話をした時に、それに乗って「だからあなたはダメなのよ~」などと言ってしまったとしたら、たとえ笑顔で言っていたとしても聞いていて感じのいいものではありません。言った方からしたら、本人が言っているからいいかと思ったのかもしれませんが、自分で言うのと他人に言われるのとでは意味が違いますよね。だから、気をつける必要があるということなのです。

最近では、テレビで芸人さんがかなり過激な突っ込みをする場面もあって、相手に突っ込みのつもりで掛けていた言葉がかなりきつく、実は言われる方はとても傷ついていたという話もあります。言われた方が傷ついているのなら、それは冗談で済まされる話ではありません。そのため、冗談のつもりで言うことでも、相手の全てを否定するような言い方をしたり、しつこく言ったりしないことを心がけましょう。

どれくらいが心地いい?相手との距離の取り方を考えよう

人との距離感というのは、とても大切なものです。親しさの度合いによってどれくらいまで距離を近づけていいのかということも考えなければいけないことですよね。例えば恋人同士であれば、遠すぎる距離感は寂しさを感じさせるものですよね。そのため、例えば会話に関して言えば、ある程度人には言いにくいようなことも言えるものかもしれません。

秘密を共有することは親しさを感じさせるという話もありますが、そういう間柄であればお互いのことを良く知るためにもいろんな話題を出すのもいいことです。しかし、これが友人となると、どれくらいの付き合いをしているのかによって、踏み込んでいいこととそうでないことが出てきます。

例えば、いくら親しい間柄であっても、給料の話などこれを聞いたらマナー違反だというような内容もありますよね。親しさを感じるからこそ聞きにくいことも聞いてみようかなと思うかもしれませんが、やはり踏み込んではいけないことには踏み込まない方がいいものです。

お互いに子どもがいる場合、相手のお子さんの成績を聞いたりするのもかなりデリケートな話になりますので、考えものです。それよりは、お互い知っていて楽しめる話題をした方が気持ちよく会話ができるものです。それでも、親しい友人であればある程度の踏み込んだ話題もできますが、そうでない場合は特に話題選びには慎重になる必要があります。

相手の家族構成がわからないうちに家族の話を出したところ、相手は片親だったなどということもあります。それを気にしていない人ならいいのですが、気にしている人もいて、あまり人に話題にされたくないと思うこともありますよね。そのため、まだ知りあって間が無い時には、そういう相手の事情に触れそうな話題は避けておくほうが無難ですね。

しかし、自分にとって困ったことや問題点でも、親しい人には聞いてほしい、知ってほしいと思うこともありますよね。そのため、親しくなったら、相手からそういう話をしてくれることもあります。

それで相手の事情を知るのならいいのですが、最初からあれこれ質問するようなことをしないで、時間を掛けてお互いを知って行くという感覚で話をする方が、次にまた会って話したいと思ってもらいやすくなります。その方が、当然印象も良くなりますよね。

それから、会う回数なども問題になります。例え恋人同士でも、毎日会うのが大変だと思っている人もいます。それに、仲のいい友人同士でも、会う時間が多すぎると自分のことができにくいということもありますよね。これは、社会人にならないうちはあまり関係ないかもしれませんが、仕事を始めたり結婚したりした場合、どうしても仕事や家事に割く時間も必要となります。

そこで、あまり頻繁に会おうとすると、相手の負担になることも考えられますよね。そういうことも考えに入れて、あまりにも頻繁に連絡し過ぎたり、休日のたびに会おうとしたりしない方がいい状況があることも知ってお付き合いをした方がいいと言えます。

自分がされて嬉しいことは人も嬉しいんです!気遣いが有効な場面

人に気遣われて嬉しい場面と言えば、みなさんどんな場面を思い浮かべますか?共通してみなさんが思い浮かべるのは、自分が困っている時に何かをしてもらえることなのではないかと思います。困る時と言えば、体調が悪い時なども挙げられますよね。そういう時に体調を気遣い、何かできることをするというのは、相手にとってもとても助かるものです。

例えば、家が近くなら、ちょっとしたものを差し入れするというのもいい方法かもしれませんね。しかし、体調が悪い時にあまり人には会いたくないというのも事実かもしれませんし、何かを持って行くというのは本当に親しい相手にしかできないものですよね。そのため、恋人に対してであれば、とても有効な方法です。

そこで、友人が相手の場合、一番相手にいろいろ考えさせずに済むのは、体調が悪いことを知ったとしたら、翌日くらいに体調を気遣うメールを入れるなど、相手を心配していることを伝えつつも無理はさせないで済むような方法を取ることです。相手が自分が調子が悪いことを覚えていてくれ、心配されることを嫌だと感じる人はあまりいないのではないかと思います。

それから、次に、相手が何か困っている状況の時にさりげなく手助けをするというのも助かるものです。例えば、たくさん荷物を持って歩いていたら、手伝うなどが考えられますね。ですが、物によってはたくさん持っていたとしても、自分で持った方が安心というものもあるかもしれません。それに、持ち方によっては渡すと荷物が崩れたりしてかえって危ないということも考えられます。

そこで、無理に手を出すのではなく「大変そうだけど持とうか?」などと声を掛けて、確認してみた方がより印象はいいです。声を掛けるよりも先に手を出してしまった場合、先ほど挙げたような理由で相手が自分が持った方がいいと思っているとしたら、かえってこちらの親切を押し付けることになってしまいますからね。

そのため、相手がいいというようであれば、それ以上はこちらから言わずに「じゃあ大変だったら言ってね」と言うなどにとどめた方がいいですね。それから、そういう場合にはドアが開けにくいので、荷物を持つのではなくドアを開けることで手伝う方法もあります。これはたくさんの荷物を持っている時には本当に助かりますよね。

自分がされて嬉しいことや、助かると思うことは、多くの場合相手にとっても嬉しかったり助かったりするものです。性格の違いで中にはそれが当てはまらないことがあるのは残念ながら本当なのですが、それでも相手のことを思ってやっているということがわかれば、相手に嫌な思いはさせませんし、それでどうしても合わないようであれば距離を置くことも考えてもいいですよね。

いろんなことを考えていると何をしていいのかわからなくなることもありますので、自分がされて嬉しいことを中心に、できることをしてみるという考え方でいいと思います。気づかいが有効な場面は、やはり相手が困っていると思える時です。それを感じたら、自分にできそうなことを考えてやってみましょう。そうすることで、相手に気遣う気持ちが伝わり、それが印象の良さにつながります。

相手の要求をすべて聞くだけでいいの?人との接し方を考えよう

これは私自身も経験がありますし、こういう経験をしたことがあると言われる人も多いのではないかと思うのですが、何か頼まれごとをした時などに、難しいなとか用事があって忙しいから無理かもしれないとか思いながらも、引き受けてしまうということはないでしょうか。

無理をしてでも引き受けるのは、できるだけ相手の役に立ちたいという思いから来ることもあるのですが、断ったら悪く思われるかもしれないという思いから引き受けることもありますよね。親しい人になら断りやすいこともありますが、逆に親しいからこそ言えないと思う人もいるかもしれません。

それから、役員などに推薦された時、断ったら周りからの印象が悪くなるかもしれないという思いから、いやいやながら引き受けてしまうことなどもありますよね。これはすごく難しい問題で、断るのに勇気がいるからそれくらいなら引き受けた方がいいという思いから、つい何でも引き受けるということもありそうです。

ですが、その対応も場合によっては問題になることがあります。それは、嫌だと言わないことをいいことに、いろんなことを頼まれてしまう可能性があるからです。それが自分のできる範囲のことならいいですが、どうしてもこれは無理だと思えるようなこともありますよね。それを、断れないからと引き受けてしまったら、できないという結果を招いてしまうことも考えられます。

そうなると、最初にできないと言っておいた時よりも、やってみた結果できない時の方が、周りに与える影響が大きいですよね。場合によっては、みんなに迷惑を掛けてしまう可能性もあります。そこで、これならできるとか、何とかなりそうだとか思えない時には、無理をして引き受けて失敗するよりも先に断っておいた方が印象を悪くしないで済むこともあるのです。

ただし、無理だと断る時には、ただ無理だと言うのではなく、その理由を添えるようにした方が感じがいいですね。その時には「悪いんだけど、○○があって今週はちょっと難しい」とか、断るのが当たり前だという感じを与えず、また相手に断る理由も伝わるような言い方を工夫することも大切です。

しかし、事情があって断るのは言いにしても、相手がそれならしかたないなと感じるためには、毎回断っていたら信憑性が無くなってしまいますよね。そこで、普段できることはしておいて、これはという時には断るというように、メリハリをつけるようにしたら断る時にも悪い印象は与えないですよね。普段はしてくれているんだから、今回は都合が悪いんだろうと思ってもらうこともできるということです。

以上のように、いつも何か頼まれたら無理をしてでもするということにも問題がありますし、逆にいつも断り続けるのにも問題があります。自分だって人に何かをお願いしなければいけないことも考えられますから、できることはお互いさまということで快く引き受け、無理なことは無理だと言えるようにすると、頼んだり頼まれたりということで問題が起こりにくくなります。

無理に引き受けてできなければ周囲も困ることがありますので、相手の要求を全て聞くことにも問題があるということを知って、人と接することができるといいですね。

人とのやり取りの中で、素敵だと思うことを真似してみよう!

子どもの頃は特に、人のいいと思うことは自然に真似したいと思っていたような気がします。子どもが成長する中でいろんなことを覚えるためには、真似をしてやってみることが大切なように、真似をするということは決して悪いことではありません。全てを真似されると相手も嫌な気がするかもしれませんが、いいところを取り入れるというのはそれとは違います。

そこで、人のいいと思うところを真似して取り入れることで印象を良くする方法について考えてみたいと思います。

今までに、あなたは誰かに何かをしてもらって嬉しかったということは無いでしょうか。それから、誰かのちょっとした態度が素敵だと思ったことがあるかもしれませんね。そういう、他の人がしていたことでいいと思ったことは、自分も真似してみるということができますね。

真似できることの中には、いろいろな種類がありそうです。そこで、してもらって嬉しかったことについて見てみましょう。職場であれば、誰かにねぎらいの言葉を掛けてもらったり、感謝の言葉を言われたりしたら、嬉しいと思うのではないでしょうか。職場って仕事をする所ですし、かなりの時間を過ごすところですから、人間関係が上手く行く方がいいですよね。

そこで、ほんの少し相手を気遣う言葉を添えることで、印象が変わることも考えられます。それから、過度の心配はかえって重いこともありますが、自分のことを気に掛けてもらえるのは嬉しいことですよね。そこで、しつこくならない程度にしながら、例えば相手が風邪をひいているようであればそれについて心配する言葉を言うなどすれば相手も心地よく感じてくれそうです。

次に相手の態度について考えてみましょう。まずは、見た目の印象から変えることもできそうですね。例えば、背筋をしっかり伸ばして歩いている姿がかっこいいと思ったら、自分の歩き方や姿勢を見直して見えるといいかもしれません。同じ立っているのでも、鞄の持ち方や足の位置などで見え方も違ってきますよね。

背筋をしっかり伸ばすだけで、自信がありそうに見えます。背中が丸くなっていると、それだけで自信なさそうに見えてしまうこともあります。そこで、見た目に気を遣う方法も考えられるのです。

言葉遣いなどもそうですね。強い語調だと、仲のいい人同士であれば親しみを感じるかもしれませんが、そうでない人からすれば近寄りがたい印象になります。そこで、言い方に気を配るなどすることで、相手が距離を感じなくなることもあるのです。このように、ちょっとしたことで印象が変わることもあるんですよね。

ですが、人のいい所を取り入れるのと、自分らしさを失うことは違います。人間それぞれ性格が違いますから、その人と同じようになることはできませんよね。その人がしていていいと思った部分だけを取り入れるようにして、その人の性格全てとか、その人がしていること全てを真似しようと思う必要はないのです。

素敵な人がいたら憧れの気持ちを持つ、それは自分を成長させてくれる上でとてもいい感情です。しかし、それに振り回されて全てを真似しようと思うと、自分もしんどくなってしまいますよね。そこで、自分がいいと思ったことの中から、これならすぐにできるかもしれないと思うことだけをまずは取り入れてみるようにしましょう。そうしたら、無理をしない範囲で自分を変えることができそうですよね。

敬語で話す?親しく話す?相手との距離によって決めましょう

初めて会った相手と、いきなり敬語を使わずに話すという人はあまりいないかもしれませんね。この敬語というのは、相手に敬意を表すという意味ではとてもいい言葉なのですが、親しくなりたい場合には逆に敬語がよそよそしさを感じさせることにもなります。そのため、親しくなった相手となら、敬語を無くすことによってより親しさを感じることもできそうですよね。

そこで、敬語で話すのとそうでないのとをどう使い分けたらいいのかについて考えてみましょう。実は、これは私がすごく悩んだことでもあるのです。

幼稚園とか小学校とか、同じ学年の保護者同士でも、年齢にはかなりの開きがあるものです。自分より年下とわかれば話はしやすいものですし、仲良くなったら敬語を使うことなく親しく話せましたが、自分よりも年上の相手だとわかったら、どう接していいのか迷いました。

私が仲がいい人には私よりも年上の人が多く、いつまでも敬語で話していたらすごく距離を取っているみたいだし、かといって年上相手に普通に話していいものなのかどうか、とすごく考えてしまったんです。でも、本当に仲良く付き合っている人とであれば、たとえ相手が年上であったとしても敬語を使わなくなった時の方がより仲良く話ができたように思います。

逆に、あまり仲良くない人の場合、敬語のままでした。そう考えると、自分が親しみを感じている時には、自然と敬語を無くして話をすることができるようになるものだと思ったのです。そして、私としても、年下の相手であっても、親しい人には敬語を使わず普通に話してもらった方が嬉しいということもわかりました。

しかし、初対面の時からいきなり敬語を使わずに話すというのも考えものかもしれませんね。ですが、それが先ほど挙げたような幼稚園や小学校などの保護者同士といった関係だったら、敬語を使わずに話しかけてもそれほど不自然には思われないかもしれませんね。

ところが、場面によっては敬語を使うのが当然のところもあります。そう考えて一番に思いつくのは、職場なのではないでしょうか。仕事をする上では、どうしても敬語を使うことが必要となりますよね。しかし、社内であっても、先輩社員は後輩に敬語を使わずに話すという会社もあれば、社員同士は敬語で話すよう言われている会社もあります。

敬語で話すよう言われる会社は少ないのかもしれませんが、私が経験した職場ではそう言われました。それから、例えば町内会単位の集まりとか、敬語を使う方が適している場はありますよね。

そういう時は除いて、敬語で話すかどうかということは、お互いの親しさの度合いを表しているものでもあります。そのため、何度か会ううちに相手との距離が縮まってきたと思ったら、敬語を使わずに話をする方がお互いに親しみを感じられて印象が良くなることもあります。いつまでも敬語で話し続けると、逆に距離を取られていると感じられてしまうかもしれませんね。

そのため、仲が良くなってもいつまでも敬語でいるよりは、少しずつ崩して行った方がいいかもしれません。気になるようだったら、相手に一言敬語を使わずに話してもいいか確認してみる方法もありますね。敬語で話す方がいいかかどうかはお互いの距離によって違いますから、どちらがふさわしいかを考えて使い分けられるといいですね。

同じ意味の言葉でも、選ぶ語句で印象が変わります!

言葉遣いって、かなり人の印象に影響を与えると思いませんか?これは事実で、口調がきつめだと性格もきつそうに感じられてしまうこともありますし、その逆もあります。しかし、この言葉遣いというのは、生まれ育った土地の方言のイメージなどもあり、その人の性格だけが関係することではないですよね。

私の生まれ育った場所は方言がきついイメージのあるところですが、他県の大学に行った時、私と同じ出身の県の人が話をしていると、普通に話をしているのに喧嘩をしているように聞こえて最初は話すのが怖い気がしたと言われたことがあります。それで、しゃべり方や言葉遣いも人からの印象には大きく影響するんだと感じました。

しかし、方言などはその土地の温かみを感じさせるものなので、それ自体を変える必要はないと私は思っています。それも大切な文化ですから、後々まで残していきたいものですよね。ですが、きつく聞こえるとなると気になるので、例えば語尾を少し柔らかめに言うとか、そういうちょっとした変化をつけるだけでもずいぶん印象は変わるようです。

そこで、言葉の選び方による印象の変化について考えてみたいと思います。例えばですが、相手に何かした方がいいと伝えたい時に「それをしなさいよ」と言うのと「それをした方がいいんじゃないの?」と言うのとでは、受け取る側の印象は違いますよね。

した方がいいという言い方には、相手が自分の判断ができる余地が残されていますが、しなさいという言い方は命令口調となり、相手の意思を尊重しない言い方になってしまいます。そう考えると、どちらの口調で言った方が印象がいいかはすぐにわかりますよね。これはとても極端な例かもしれませんが、ちょっとした言葉の言い回しできつく聞こえることも柔らかく聞こえることもあるのです。

では、印象のいい話し方をするためには何に気をつければいいのかと言うと、そのポイントとして、相手に何か注意したい時などに、できるだけ否定の言葉を使わないというものがあります。

例として、前のドアが使えない時に「前のドアから入らないでください」というのと「後ろのドアからお入りください」というのでは、同じ内容を言っているのに肯定的な言い方をした方が柔らかく聞こえるのではないでしょうか。これは、相手にしてほしくないことを伝えるためにも有効な方法ですね。言い方に気をつければ、恋人との喧嘩も減りそうです。

それから、注意する時だけではなく、否定的な言葉を言わないというのは、その人自体を明るく前向きに見せてくれる効果があります。あと1週間しかないからどうにもできないと言われるより、あと1週間あるからなんとかなるかもしれないと言われた方が頼もしい印象を受けますよね。

次に、助詞の使い方に気をつけることもポイントとなります。○○さんでいいよ、というのと○○さんがいいよ、と言うのではどうでしょうか。前者だと、誰でもいい感じがしてしまいますよね。でも、後者だとその人が頼られている感じがします。こうしてみると、たった一文字なのに大きな違いですよね。友人や恋人に頼られると嬉しいものです。頼る気持ちが伝わることが、お互いの距離を縮めてくれそうです。

以上のように、ほんの少し気をつけるだけで、相手に与える印象が違ってくるのです。それを知っていれば、相手により心地よく感じてもらうための言葉選びができますね。

話すのが苦手でもいいんです!おとなしい人でもできること

自分は話すのが苦手だし、あまり積極的に前に出ることができない性格だから、人からの印象はあまり良くないのではないかと思っている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、人それぞれに性格があり、その人ごとの良さがありますので、例えばおとなしい性格だから、それが原因で人からの印象が良くないということはありません。

人は、自分の話をしっかり聞いてくれたり、共感してくれたりする人には安心感を感じるものです。ですから、無理して話をしなければいけないとなどと自分を追い詰める必要はありません。それなら、相手の話をしっかり聞ける上手な聞き役になるという方法もあるのです。それによって、友人や恋人から信頼を得ることもできます。では、どうやったら上手な聞き役になれるのでしょうか。

それは、まずは相手と話をする時にはしっかり相手の顔を見ながら話をすることです。恥ずかしさを感じるかもしれませんが、相手に自分に関心を持ってもらっていると感じてもらうには一番わかりやすい方法です。

次が、相手の話をきちんと聞いているよということを相手に感じてもらうような聞き方をすることです。具体的に言えば、返事をきちんとするということです。これは、ただ返事をすればいいということではありません。時々、相手が言っている言葉を使って返事をすることで、相手に話をきちんと聞いているよというメッセージを送ることができるのです。

これは、私が子どもとの話し方についての講演を聞いた時に知った話です。一見オウム返しに見える言葉が、子どもの言葉をきちんと聞いている証明になるし、子どもが思っていることが言葉になっているのだから、それを返してあげることで子どもは自分の気持ちを親が感じてくれたと思うことができるのだそうです。

そして、それは大人同士の会話でも同じで、ただ返事をするよりは、相手の言葉を使って返事をした方がその人が言いたかったことが入っているわけですから、聞いてもらっているのだと感じさせることができるということです。

全ての言葉を返すとくどくなりそうですが、全てを同じように返すのではなく、ときどきそういう言葉を挟むことによって、相手はより話やすくなりますし、話やすいと思う気持ちがしっかり聞いてもらっているという気持ちになり、印象が良くなるというわけなのです。

それから、信頼してもらうためには他にも大切なことがあります。もちろんおわかりだと思いますが、その人から聞いたことを他の人に勝手に話すなどはしてはいけないということです。人のことを本人の許可なく他人に言うと、それがわかった時には信用を失ってしまいますからね。

そして、最後に、これは話を聞くのとは違う話になりますが、おとなしい性格の人でも、必要な時にははっきりと言葉を発することにも気をつけた方がいいと言えます。それは、例えば挨拶などであれば、ぼそぼそ言われるよりもはっきり言われた方が挨拶される方にイメージよく伝わるからです。それから、返事もはっきりした方がわかりやすいですよね。

話すのが苦手な場合は、無理をして口数多く話す必要はありません。その代わり、聞きかたに気をつけたり、必要な時だけははっきり言葉を言ったりするようにすると、より印象は良くなります。自分らしくいられる中でできることを探してみましょう。