人とのやり取りの中で、素敵だと思うことを真似してみよう!

子どもの頃は特に、人のいいと思うことは自然に真似したいと思っていたような気がします。子どもが成長する中でいろんなことを覚えるためには、真似をしてやってみることが大切なように、真似をするということは決して悪いことではありません。全てを真似されると相手も嫌な気がするかもしれませんが、いいところを取り入れるというのはそれとは違います。

そこで、人のいいと思うところを真似して取り入れることで印象を良くする方法について考えてみたいと思います。

今までに、あなたは誰かに何かをしてもらって嬉しかったということは無いでしょうか。それから、誰かのちょっとした態度が素敵だと思ったことがあるかもしれませんね。そういう、他の人がしていたことでいいと思ったことは、自分も真似してみるということができますね。

真似できることの中には、いろいろな種類がありそうです。そこで、してもらって嬉しかったことについて見てみましょう。職場であれば、誰かにねぎらいの言葉を掛けてもらったり、感謝の言葉を言われたりしたら、嬉しいと思うのではないでしょうか。職場って仕事をする所ですし、かなりの時間を過ごすところですから、人間関係が上手く行く方がいいですよね。

そこで、ほんの少し相手を気遣う言葉を添えることで、印象が変わることも考えられます。それから、過度の心配はかえって重いこともありますが、自分のことを気に掛けてもらえるのは嬉しいことですよね。そこで、しつこくならない程度にしながら、例えば相手が風邪をひいているようであればそれについて心配する言葉を言うなどすれば相手も心地よく感じてくれそうです。

次に相手の態度について考えてみましょう。まずは、見た目の印象から変えることもできそうですね。例えば、背筋をしっかり伸ばして歩いている姿がかっこいいと思ったら、自分の歩き方や姿勢を見直して見えるといいかもしれません。同じ立っているのでも、鞄の持ち方や足の位置などで見え方も違ってきますよね。

背筋をしっかり伸ばすだけで、自信がありそうに見えます。背中が丸くなっていると、それだけで自信なさそうに見えてしまうこともあります。そこで、見た目に気を遣う方法も考えられるのです。

言葉遣いなどもそうですね。強い語調だと、仲のいい人同士であれば親しみを感じるかもしれませんが、そうでない人からすれば近寄りがたい印象になります。そこで、言い方に気を配るなどすることで、相手が距離を感じなくなることもあるのです。このように、ちょっとしたことで印象が変わることもあるんですよね。

ですが、人のいい所を取り入れるのと、自分らしさを失うことは違います。人間それぞれ性格が違いますから、その人と同じようになることはできませんよね。その人がしていていいと思った部分だけを取り入れるようにして、その人の性格全てとか、その人がしていること全てを真似しようと思う必要はないのです。

素敵な人がいたら憧れの気持ちを持つ、それは自分を成長させてくれる上でとてもいい感情です。しかし、それに振り回されて全てを真似しようと思うと、自分もしんどくなってしまいますよね。そこで、自分がいいと思ったことの中から、これならすぐにできるかもしれないと思うことだけをまずは取り入れてみるようにしましょう。そうしたら、無理をしない範囲で自分を変えることができそうですよね。